- たいかん
- I
たいかん【体幹】人間の胴。 人体の主要部分。IIたいかん【体感】(1)体に受ける感じ。 体で感じること。(2)内臓諸器官が受ける刺激によって起こる, 飢え・吐き気・性欲などの感覚。 有機感覚。IIIたいかん【体環】ヒル類の体表上に見られる, 多数の環状の溝で区切られた輪状の区画。 単に体壁だけに見られる区分で, 体節とは無関係。 小環。IVたいかん【台翰】他人の手紙を敬っていう語。 尊翰。Vたいかん【台観】物見の台。VIたいかん【大姦・大奸】非常な悪だくみをする人。~は忠に似たり〔宋史(呂誨伝)〕大姦は自分の本性を隠して現さず, 君主に取り入るようにつとめるから, まるで忠臣のように見える。VIIたいかん【大官】地位の高い官職。 また, 官吏。 高官。VIIIたいかん【大患】(1)重い病気。 大病。
「~をわずらう」
(2)非常な心配事。 大きな不安。IX「国の~」
たいかん【大旱】長い間雨が降らないこと。 大ひでり。~の雲霓(ウンゲイ)を望むがごとし〔「孟子(梁恵王下)」より。 「霓」は虹(ニジ)の意〕ひでりに雨の前兆である雲や虹を待ちこがれる。 物事の到来を待ちこがれることのたとえ。Xたいかん【大汗】蒙古民族の皇帝に用いる称号。 チンギス-ハンがこの位についたのが最初。XIたいかん【大艦】大きな軍艦。XII「~巨砲主義」
たいかん【大観】(1)広く全体にわたって見ること。「時局を~する」
(2)壮大な景色。 偉大な眺め。XIII「富士の~」「秋の~を知覚せんや/日本風景論(重昂)」
たいかん【大観】⇒ 横山大観XIVたいかん【大鑑】ある部門について, 全体のことがわかるようにすべてを一冊にまとめた書物。XV「家庭医学~」
たいかん【対捍】逆らい拒むこと。 敵対すること。 特に, 中世において, 国司や荘園領主の課役・年貢徴収に対し, 地頭や名主などが反抗して従わないこと。XVIたいかん【戴冠】帝王が即位後初めて王冠を頭にいただくこと。XVIIたいかん【耐寒】寒さに耐えること。⇔ 耐暑「~訓練」XVIIIたいかん【退官】官職をやめること。XIX「定年で~する」
たいかん【退艦】軍艦からおりること。 軍艦から退去すること。XXたいかん【退館】図書館・博物館などから退去すること。⇔ 入館
Japanese explanatory dictionaries. 2013.